山口
小児救急患者の搬送実態について、どのように認識しているか。
福祉保健局長
地域の医療機関が相互に協力・連携して、すみやかに患者を受け入れる仕組みづくりなどの検討を進めている。
山口
子どもの救急医療に関する相談事業を広く普及すべきではないか。
福祉保健局長
TOKYO子育て情報サービスなど、さまざまな取り組みを行っている。
(2008/6/18 第二回定例会)
山口
小児救急患者の搬送実態について、どのように認識しているか。
福祉保健局長
地域の医療機関が相互に協力・連携して、すみやかに患者を受け入れる仕組みづくりなどの検討を進めている。
山口
子どもの救急医療に関する相談事業を広く普及すべきではないか。
福祉保健局長
TOKYO子育て情報サービスなど、さまざまな取り組みを行っている。
(2008/6/18 第二回定例会)
山口
少子化対策への今後の取り組みは。10年時限立法の次世代育成支援対策推進法は折り返しを迎えた。今後、都が取り組む重点施策は。
福祉保健局長
働きながら子育てできる環境の整備や保育所待機児童の解消、子育てに優しい環境づくりに重点的に取り組んでいる。
山口
都内自治体間で生ずる格差をどう埋めるのか。
福祉保健局長
区市町村が地域の実情に応じて独自に判断で行うものである。
(2008/6/18 第二回定例会)
山口
新銀行東京は当初の理念からかけ離れた経営である。いったい、誰のための銀行なのか。
都知事
中小企業のコンセプトに対して正確な認識を持っていただきたい。中小企業といえどピンキリだ。中小企業を支援するという、新銀行の理念に変わりはない。
山口
減資に賛意を示すのは常識的に考えてもあまりにも時期尚早だ。
都知事
足下を固めるために再建計画を策定した。今はまず多角的な施策を講じて早期に再建を果たすことが何よりも重要であり、都としても全力で支援していきたい。
産業労働局長
再建に取り組む環境を一日でも早く整えるために減資を実施しようとする新銀行東京の意向を尊重したい。
(2008/6/18 第二回定例会)
(2008/3/19 経済・港湾委員会(意見開陳))
山口
NPO法人に対する保証付融資制度の現状は。
金融部長
保証付の融資実績はない。
山口
理事の連帯保証が必要であったり、納税要件があったり、非常にハードルが高い。
金融部長
返済能力が高い法人を対象としている。
山口
これでは、この制度を利用できるNPO法人はないのではないか。
金融部長
営利企業とは異なるNPO法人の経営実態について、金融機関などに情報提供し、理解を求めていきたい。
(2007/11/22 経済・港湾委員会)
山口
下水道処理水の有効利用への取り組みは。
計画調整部長
清掃工場や局内の水再生センター、ポンプ所の洗浄用水などに利用している。またビルのトイレ用水や清流復活用水として供給している。また、ヒートアイランド対策として道路散水用にも使われている。
山口
下水という発想から、再生水の利用拡大を今後提案していきたい。
(2007/10/29 公営企業会計決算特別委員会)
山口
松沢病院で医療観察法に基づく医療を提供していくことについて、今後とも安全面に配慮しながら、地域住民の理解を十分に得た上で整備運営を行ってほしい。
参事
これまで長年にわたって専門的な精神科医療を提供してきた実績からも、松沢病院において実施する必要があると考えている。
山口
地域住民からの要望に対してどのようにこたえていくのか。
参事
地元の町会長さんの要望を受け、改修後も同じ場所に正門を設置する。ほかにも可能な範囲で対応していきたい。
山口
都立病院でのカルテ電子化について導入効果は。
サービス推進部長
インフォームドコンセントの充実、予約患者の診療や会計窓口の待ち時間の短縮に効果があった。また院内での患者情報の共有化が図られ、チーム医療の推進となった。
山口
大規模な情報システム事故への対応は。
サービス推進部長
外部ネットワークと接続していないこと、処理装置を二重化してシステムダウンに対応していること、毎日バックアップを実施していること、限定された職員以外利用出来ない仕組みにするなどして対策を講じている。
(2007/10/26 公営企業会計決算特別委員会)
山口
貯水槽のある建物は都内に何棟あるのか。
給水部長
約22万件。
山口
貯水槽の管理について、水道局はどのように関与しているのか。
給水部長
2004年度から貯水槽水道の点検調査を実施している。
山口
早期の改善が必要な貯水槽が6000件ある。点検調査のスピードアップを図ってほしい。
給水部長
直結給水化の促進に向けたPRを実施していく。
山口
直結給水化の進捗は。
給水部長
約6300件の建物が切り替えられてた。
山口
改修費用が切り替えを遅らせる原因にならないか。
給水部長
4階建て10世帯の場合、およそ110万円。しかし、維持管理費で年間15万円ほど減る。差し引き8年間で費用回収が可能。
山口
どの程度CO2削減が可能か。
給水部長
切り替え済みの6300件でみると、年間約12000トン、車に換算して5500台分のCO2削減になる。10年後には22000件の切り替えで、年間約4万1000トンの削減効果を見込んでいる。
山口
水道直結化により、災害時に水のストックがないデメリットにどう対処するか。
給水部長
避難場所、病院、また断水時の影響が大きい施設では貯水槽は重要な役割を担っている。
(2007/10/24 公営企業会計決算特別委員会)
山口
企業も含め社会全体で次世代育成支援をすべき。啓発する考えはないか。
福祉保健局長
仕事と家庭の両立、男性の子育て参加をテーマとしたシンポジウムなどを開催していく。
山口
待機児童の解消にどんな取り組みをするのか。
福祉保健局長
これまでの認証保育所の設置促進、独自の認証保育所制度の創設などで多様な保育ニーズにこたえたい。
山口
ぜひ早急に対策を。また、待機児童の申請を諦めている保護者、受け皿があれば職場復帰したいと思っている保護者に対して、どのように対応できるか。
福祉保健局長
区市町村の柔軟かつ的確な取り組みを促す必要があると考えている。今年度新しくつくった子育て推進交付金や子育て支援基盤整備包括補助制度で、積極的に支援していく。
山口
認可保育所以外の保育サービスは、国の補助金対象外となるため料金が高額。その解決策として保育バウチャーを導入できないか。
福祉保健局長
実現には多くの解題がある。
(2007/2/26 予算特別委員会)
山口
小児救急の危機に対し、救急病院の充実を図る考えはないか。
福祉保健局長
入院治療も可能な二次救急医療機関を現在47施設指定している。ほかに区市町村が実施する小児初期救急事業に支援を行っている。現在29区市で実施されているのを、都内すべてに整備したい。
山口
核家族化の影響で、周りに頼れる人が少なくなり、若い夫婦は不安に駆られる場合が多い。不安の軽減策と相談体制の整備が必要では。
福祉保健局長
小児救急電話相談#8800を実施している。また、新たな包括的事業を活用できるようきめ細やかな支援を行っていく。
山口
安心して子育てができる環境を取り組まなければならない。
福祉保健局長
全庁をあげて次世代育成支援の取り組みを推進している。都独自の認証保育所は、2001年の創設以来350ヶ所、利用定員10500人に達している。子ども家庭支援センターは、56区市町村に設置した。この他、福祉保健分野にとどまらず、若年者の就労支援や、都立高校における奉仕体験活動の必修化に向けた取り組みなど、あらゆる分野で積極的に推進している。
(2007/2/26 予算特別委員会)