山口
都が新年度予算に盛り込んだ子育て推進交付金は、これまで対象や使途を細かく限定した制度とは違う。区市町村への財政支援の仕組みをどのように変えるのか。
福祉保健局長
区市町村が自主的な判断で望ましいサービスを実現するための仕組みに転換していくものであり、区市町村の創意工夫を活かせるものとなる。
山口
子育てに関し、全庁横断的に対応できる「子ども局」創設の考えはないか。
福祉保健局長
これまでも福祉・医療分野で先駆的な取り組みをしてきたので、引き続き関係各局と連携して総合的な取り組みを進めていく。
山口
子どもを犯罪から守るために、防犯教育の充実はできないか。
教育長
各小学校において、警察署等と連携して発達段階に応じた指導を行っている。
山口
東京の治安を回復するために、緊急治安対策本部が青少年・治安対策本部に改編されたが、青少年犯罪の現状は。
山口
割れ窓理論の実践は治安回復に有効だと考えるが、都知事の所見は。
石原都知事
きわめて効果的だと考えている。過去2年間、警察に100人、入国管理局に15人の職員を派遣して手助けをしてきた。
(2006/3/1 第1回定例会)